こんな時間ですが、目が冴えたのでエンチャントレスについて書きます。
今日、朝一からあるってのに…

今回は長い間使っている緑白エンチャントレスのフィニッシャーについて考察します。

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緑白エンチャントレスのフィニッシャーを選ぶ際に考えること。
 ・「エンチャントレス」なんだから、やはりエンチャントじゃないと
 ・多量の土地orセラの聖域からの優秀クリーチャー
の2点。
僕的にはデッキバランスやポリシーから考えても前者の方がいいと思う。
では、エンチャントに絞るとどのフィニッシャーがあるのか。


聖なるメサ / Sacred Mesa
(2)(白)
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、ペガサス(Pegasus)を1体生け贄に捧げない限り、聖なるメサを生け贄に捧げる。

(1)(白):飛行を持つ白の1/1のペガサス・クリーチャー・トークンを1体場に出す。


昔からよく使われているのがこのカード。
エンチャントレスは、その名の通りエンチャントが多数展開するデッキであるため、
セラの聖域から多量のマナが出る。
それを利用して、ペガサストークンを多数生み出し殴り勝つのが目的。
聖なるメサのキープ条件もペガサスを1体生け贄にささげる程度なのでどうとでもなる。
ペガサスは飛行を持つためダメージもプレイヤーへ通りやすい。
現在のレガシー環境でも飛行持ちクリーチャーはそう多くないため、このカードを採用
してもよいと思う。
ただし、クリーチャーを出してから殴るまでに2ターンかかる。
が、相手の終了前に出せば、ソーサリーの全体除去を回避できるためおいしい。
……0マナ爆薬設置されたら終わりなのは内緒だ
これのみをフィニッシャーに採用するのはあまりよろしくない。


戦争の言葉 / Words of War
(2)(赤)
エンチャント
(1):このターン、次にあなたがカードを引く代わりに、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。戦争の言葉はそれに2点のダメージを与える。


赤タッチする必要アリ。
エンチャントレスの特徴のドローを利用して火力を飛ばそうという考え。
火力をはなつのにマナコストが(1)だけなので、20点火力には(10)だけでよい。
しかし、もちろんのことドローの代わりに火力を放つのでエンチャントをプレイするマナ
コストも考慮しないといけない。
エンチャントレスに入っているエンチャントは1~3マナ域のカードがほとんど、セラの聖域
さえ出ていれば1ターンに6~10点は飛ばせると思う。出てなくても繁茂系が出ているはず
なので、それなりの火力は飛ばせる。
問題点は赤マナが必要という所。
全体バランスやエンチャントサーチの能力をもったエンチャントがあることから入れると
しても1枚。2枚は多いと思う。
採用するなら土地にTaiga1枚指しか?
採用するとしても、採用理由は直で火力飛ばせる点、のみ。


野生の言葉 / Words of Wilding
(2)(緑)
エンチャント
(1):このターン、次にあなたがカードを引く代わりに、緑の2/2の熊(Bear)クリーチャー・トークンを1体場に出す。


正直、これ入れるならメサ入れる。
ブロックされるし。
いかにして、相手にダメージを通すかという点を重視するので、不採用。


雄鹿の蹄の跡 / Hoofprints of the Stag
(1)(白)
部族エンチャント — エレメンタル(Elemental)
あなたがカードを引くたび、あなたは雄鹿の蹄の跡の上に蹄跡(hoofprint)カウンターを1個置いてもよい。

(2)(白),雄鹿の蹄の跡から蹄跡カウンターを4個取り除く:飛行を持つ白の4/4のエレメンタル(Elemental)・クリーチャー・トークンを1体場に出す。この能力は、あなたのターンの間にのみプレイできる。


ドローするたびにカウンターが増えていくエンチャント。
4枚ドローして3マナ払えば4/4飛行トークンが出る。
エンチャントレスが2枚場に出ていると仮定して、2, 3マナ域のエンチャントをそれぞれ
1枚ずつプレイしたと考える。トークンを出すまでに必要なマナは8マナ。
メサと比較しよう。
純粋にパワー合計が同じになるまでの必要マナを数えると8マナ。
同じ結果となる。ただし、メサは8マナ固定だが、蹄は10数マナまで必要となる可能性
がもちろんある。しかも、蹄はエンチャントをプレイする必要が出てくる。オアリムなど
打たれたらストップするわけだ。
それを考えると、やはり制約が少ないメサを選択することになるのだろうか。


空位の玉座の印章 / Sigil of the Empty Throne
(3)(白)(白)
エンチャント
あなたがエンチャント呪文をプレイするたび、飛行を持つ白の4/4の天使(Angel)クリーチャー・トークンを1体場に出す。


最近のブロックエキスパンションでエンチャントレスが手に入れたカード。
5マナダブルシンボルと重めだが、出してしまえばエンチャント呪文をプレイするたびに
4/4飛行トークンが出るという素晴らしいカード。
見た目はこれさえ入れとけばいいじゃんという気になるが……
 ・緑マナ分が多めのエンチャントレスではダブルシンボルに困る場合がある
 ・序盤に来られると困る
という問題点がある。まぁ、前者に関してはセラの聖域や、ディセンションで手に入れた
楽園を白コールで張ればいいんだけど。
後者はホントに困る。ただでさえ序盤は白マナで困るのに、ダブルシンボル。
しかも5マナ。なかなか出ない。
しかし、パワー自体はあるカードなので採用。
入れても2枚が限度だと思われる。3枚は後者の理由からキビシイ。


○フィニッシャーの枚数分布をどうするか
 これだけは絶対に言えるのがフィニッシャーを1つに絞るのはよくない、ということ。
皆さんご存知の次のカードがあるからです。

真髄の針 / Pithing Needle
(1)
アーティファクト
真髄の針が場に出るに際し、カード名を1つ指定する。

選ばれた名前の発生源の起動型能力は、それらがマナ能力でない限りプレイできない。


上記で挙げたフィニッシャー候補の中には起動型能力を使用したカードが含まれます。
なので、起動型能力ではないものを選択する、もしくはフィニッシャーの種類を増やす、
といった対抗策が考えられる。
さらに、

翻弄する魔道士 / Meddling Mage
(白)(青)
クリーチャー — 人間(Human)・ウィザード(Wizard)
翻弄する魔道士が場に出るに際し、土地でないカード名を1つ指定する。

指定されたカードはプレイできない。


というカードもあるので、フィニッシャーの種類が少ないとひどい目を見る。


これらを考慮した上で、僕が選択したフィニッシャーは次の2通り。

●パターン1
 ・聖なるメサ、1枚
 ・空位の玉座の印章、2枚

●パターン2
 ・聖なるメサ、1枚
 ・空位の玉座の印章、2枚
 ・戦争の言葉、1枚

パターン1は色マナの安定さを考えてのもの。
パターン2はパターン1+直接火力。
安定を考えるなら1か。
パターン2も悪くは無いと思うが、いかんせん赤マナ……
戦争の言葉のためだけにタッチする必要はあるのか。
土地はフェッチで呼んでくればいいからよしとして。

こういった理由から、現在は安定度を優先してパターン1を用いています。
フィニッシャーの枚数は、エンチャントサーチのエンチャントがあることを考えると、
計3~4枚で十分かと。
割られたり、打ち消されたりしたら、もちろんアレです。
前にレガシーで解禁されて、世のエンチャントレス使いが喜んだ補充です。
補充のタイミングは大事だけど。


では、長くなりましたがフィニッシャーに関してはこの辺で。
次は土地のバランスについて考察を書く予定です。

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